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2003/11/12 (水)

「Heaven's hell」Tokyo solo recording version に岸田繁(くるり)が参加! 【情報源 : hataさん - 01:16:17

HMVサイトは、やっぱり要チェック! 掲示板のほうに寄せられた情報からすると、HMVの「Heaven's hell」レビューページにそのことが追記されたのは、11月8日らしい。とにかく、ここニュースコラムでは以前から話題にしていたソロバージョンの「Heaven's hell」。その新情報が「岸田繁がギター参加」というのは、なかなか衝撃的!(しかも「東京」のくるりだよ!) 「Rainbow」のDSLのような、半ば身内ミュージシャンの友情&完全サポート出演のようなものは除くとして、他の拮抗し得るような個性の、しかも同年代のアーティストとCoccoがコラボしたことは、かつてなかった。やっぱり、変化してるんだなぁ。もう、バチバチ火花散らせて、簡単に予想できないようなものを生み出してほしいと望んじゃうところだけど、今回の「Heaven's hell」はそういうノリではないか(笑)。しかし

【10月28日】Coccoのアコースティックギターとボーカルだけのすごくシンプルな構成になるってことだろう(追記:あぁ、でもサイドギターが一本ぐらいとコーラスが入る可能性も)。
追記を入れておいてよかったって感じ。まだまだ予断は許さないが、とにかく、DVD+CD「Heaven's hell」への期待はますます高まった!

-------------------- 以下、管理人的戯事--------------------
岸田さんと根岸さん繋がりな話は、他でさんざ話題にされることと思うので、ここでは、意外性を狙ってマルタ・アルゲリッチ繋がりの話を。マルタ・アルゲリッチってCoccoちゃんファンの方、ご存知ですか? ピアノやってる方なら知ってる名前ですよね。そう、彼女は、アルゼンチン生れの天才ピアニストで、20世紀の巨匠ピアニストを10人挙げろと言われたら、その中に入れるクラシック音楽好きの人は相当多いんじゃないかというぐらいの人気も実力も兼ね備えた素晴しいピアニストなんです。彼女は、ショパンコンクールというピアニストの世界的な登竜門での優勝経験からも知れるように恐しいほどの卓抜したテクニックの持ち主であると同時に、とても個性的で情熱的なピアニズムも併せ持ってて、その激しく個を映し出した演奏で愛されていたのだけど、いつからか、ソロリサイタルを行うことをしなくなってしまった。近年では、室内楽やピアノコンチェルトでしか、御姿を見ることは、ほぼできない状況。ソリストとして、自分の中から溢れる個の奔流を汲み尽くすほどに音楽として昇華した人が、音楽の世界で新たな展開を模索したときの新境地は、他人とのコラボレーション、つまり、他の魂との交じり合いによって生み出されるものになるのかなぁと、Coccoちゃんのいろいろな動勢を合わせうかがいながら思ったりしました。まぁ、Coccoちゃんの場合はソロ活動しなくなるなんてことはないだろうけど(笑)。それにしても、自分以外の誰かと何かを生み出すっていったら、既に「ゴミゼロ大作戦」から始まってるのであって。溯って「Rainbow」からって話もありますが。

ということで、これからのCoccoちゃんのコラボな活動に、私は注目していきますよ!