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2003/11/27 (木)

「Heaven's hell」Tokyo solo recording versionの全容明らかに! 【情報源 : アカツキさん、南の島のポッポさん - 03:42:36

まず、ゴメンナサイ!10月28日のCoccoニュースで大予想した「Coccoのアコースティックギターとボーカルだけのすごくシンプルな構成」、ものの見事に外しました(笑)。ストリングス入りの豪勢な音作りになっているようです。詳細は高良レコードさんのページ、こちらで。特製ロゴ入りミニ巾着袋に入った鈴のイラストも見れます。Coccoのロゴ入りの可愛らしいデザインですね。ちなみに、この鈴の名称はヘブンズベルらしい(^^;(沖縄三線のてぃだ屋)。

ということで、明らかになった「Heaven's hell」Tokyo solo recording versionの楽曲構成ですが、長尺7分5秒、ストリングス入りのスケールの大きい音作り、既出、岸田繁さん(from くるり)参加の3点以外に注目したいのは、なんと言ってもサウンドプロデューサーとして藤井丈司さんが参加していることでしょう。Okinawa live versionの方もそうですね。藤井丈司さんのキャリアは、シンセサイザープログラマーとして80年代のYMOサポートに始まり、坂本龍一『音楽図鑑』、『未来派野郎』、かしぶち哲郎『リラのホテル』、仲井戸麗市『DADA』、最近ではゴスペラーズやウルフルズなどのプロデュース/アレンジなどもなさっているという、非常に長く幅広いものです。そして、その中には、スパイラルライフの『FURTHER ALONG』も! ここで、藤井さんのエレクトロ指向とインディーズ期Coccoサウンドの中心だった石田小吉(さらにはホッピー神山)が繋がります。『Cocko』を聴いたことがある方は御存知だと思いますが、同じ曲でもメジャー盤として発表になったものとはアレンジが異なっていて、ちょっと電気的なんですよね。根岸サウンドをCoccoサウンド史の上層とすれば下層には石田小吉サウンドがかつてあったわけで、これを音的な先祖返りを暗示するものとは、一概に決めつけられないものの、Coccoの出発点を意識した新たなサウンドプロデュースの始まりと捉えることはできるのかもしれません。などと大風呂敷を広げて、また予想を覆されるのもファン冥利に尽きます(笑)。どんな音になっていくのかなぁーとあれこれ考えながら、リリースに立ち会うのは、とても楽しいことです。