去年の渋谷での原画展最終日にCoccoとnanacoさんから(?)のさりげない置きメッセージに書かれていた『The birds』の刊行、あの話はどうなったのかねぇ、ザワザワという近頃のワタクシたちだったと思うのですが、やっと詳細並びに発売日が出版元の河出書房新社から発表になりました。コチラ。さらなる詳細は同じく河出書房新社サイト内のコチラで。「7曲入りCD」の内容がバッチリ書いてあって興味深いです。Coccoのオリジナルではなくて、nanacoさん、長田さん、根岸さんとの完全なコラボレーション作品のようです。The Birdってユニットになるのか?
でもですよ、考えてみれば、98年の「cloud kissing−Cocco in Ireland」や「Cocco Short Movie〜クムイウタ〜」、雑誌『SWITCH』などでnanacoさんとは、被写体としてながら、コラボレート体験済みとも云えるわけですし、一方、根岸さん、長田さんは、プロデュースやバッキングという形でCoccoの音楽とこれまでも関わってきたわけだし、そんなに意外な動きじゃないですよね? そう、方向としては意外ではないんです。しかしながら、これまでとの大きな違いと云えるのは、コラボレーション=4人の共作というのを表にバーンと出して、それぞれが、表現の場で、ガチにぶつかり合ってるんだよってことを最初に宣言してることじゃないでしょうか。それから、Coccoが絵で、声で、写真の被写体で(昨年プロローグ版を見た人の話)とさらにマルチな表現を展開していること(音楽だけを期待する人には評価の難しいところだけどね)。そういう新しい緊張感の中で、Coccoがどういう顔を見せてくれるのか、また、他のアーティストのどんな素晴しい表現に出会えるのか今から楽しみです。
それから、河出書房新社繋がりで、こちらに書く機会を逸っしてしまったものも(汗)。
cougoさんが2月4日に曰く
「もうすぐバレンタインですが、Coccoの『南の島の恋の歌』がただいま、★大切なあの人へ―― バレンタインデーのプレゼントに最適!★ と題して再出荷されています!笑 Cocco直筆のハートマーク入りのステッカーが貼ってあるそうなので、みなさんも大好きな方へ送ってみてはいかがでしょうか!? 詳細はこちらです^^」
あーん、遅くなってゴメンねぇ、でも、みんな掲示板チェックしてくれてるからいいよね?(笑
「第19回高崎映画祭」の各賞が先月1月31日に発表され、最優秀作品賞に「ヴィタール」(塚本晋也監督)が選ばれました。ちなみに、最優秀監督賞は是枝裕和氏、最優秀主演女優賞、中谷美紀「約三十の嘘」他錚々たる顔ぶれです。スゴイ! おめでとうございました。そして、来月3月26日から開幕する「第19回高崎映画祭」(4月10日までの16日間)でも最優秀作品賞受賞作として他の69作品と一緒に上映されるそうです。
■高崎映画祭開幕と上映作品のニュース
Sankei Web 地方版 || 群馬 2/16
■『ヴィタール』受賞のニュース