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Cocco@仙台/グランディ・21・宮城県総合体育館[2000年9月20日(水)]written by コ研
いつものとおり、アディエマスのSEから予定開演時間からおよそ15分近く遅れて「けもの道」スタート。ギターのノイズ音からイントロのズシリと重い音で会場全体が満たされ、腰から体を折り曲げて髪を振り乱しながらCDよりも若干遅いテンポで重く歌い上げるCocco。結構近かったのでCoccoの表情も辛うじて見える。細胞の中まで貫通して、染色体をも切り裂いてしまいそうなまさに放射線を発しそうな勢いの眼差し。
「ママ わたしを見て」のフレーズが相変わらずドキッとさせる「濡れた揺籠」。最後、狂ったように叫び声を上げる。そして「水鏡」と続く。音域が広い曲だからか、これ歌うのはCocco自身もきつそうに感じる。でもフリーライブの時に比べると断然うまい。最初の3曲が終り少し間が空く。ここでMCが入る場合は恐らく17曲構成のパターンなのでちょっと緊張...。無事MCが入らずに(笑)「熟れた罪」のイントロが流れる。水鏡の後だと余計にCoccoの声が伸びやかに聴こえる。そして「風化風葬」イントロがほんのちょこっとだけ「雲路の果て」に似てるのでクアトロの時はをっ!と思ったけど、知らない曲だったので更にををっ!!って大感動したこの曲。オレンジ色(?)の照明がまた凄くはまってる。最後の"わすれるから"のところじーんときます。
そして「樹海の糸」個人的に、この曲はおなかいっぱい。ここらへんを「雲路〜」に替えてくれるとありがたかったり...
−MC−
...こっこぉ〜(観客の声)
はい

はじめましてございます   ...こっこぉ〜(観客の声)
最近は姫と呼ばれています    ...ひめぇ〜(観客の声)
半ば強制的に呼ばせています
今日よ、ごっとうの日っていってからよ
なんか道が込む日らしくてからよ
めっちゃみちこんでてからよ
新幹線乗り遅れてからよぉ
ちょっとよ、びっくりしたんだけど
ちゃんとついたからよかったです
そして「海原の人魚」。Coccoバンドの皆さんがカスタネットとか大太鼓とかシンバルとか小学校の学芸会モードだったのが微笑ましかった。ギターの長田さんが凄い照れくさそうにカスタネット叩いてたのが印象的(笑)他の曲だと自分の世界入って両膝付きながら倒れそうな勢いでギターひいてるのに。Coccoの拙いカスタネットも可愛らしい。
「'Twas on my Birthday night」「ポロメリア」と中盤マッタリモード。Coccoの歌声が涙腺を刺激、堪える。仙台はなぜか「ワンツー、パンチ」(さんしではなく)で「白い狂気」「がじゅまるの樹」歌ってくれるのかと一瞬期待しちまう自分。べらぼーに長い、幻想的なイントロから「強く儚い者たち」青い照明が海を連想させる、シンプルだけど効果的な演出。
−MC−
(会場の「あっちゃぁ〜ん・こっこぉ〜」の声に)
姫ってば(笑)

仙台はきいてのとおり遅刻もしてきたからなんにもみてないでよ
そっこうできたからよ
なにもみてないんだけどよ
牛タンがよおいしいってきいてよ
前プロモーションできたときは食べれな"かったから"
(マイクを近づけて強調)
今日は打ち上げでたぶんたべれると思うから楽しみです

せっせ、ぶふっ!
鼻息(笑)
仙台でよ、仙台でよ、おぼえたはよ、おぼえたはよ、
いっこだけはよ、あるばよ
♪やんやんややん やぎやま〜…
でっかいゆめがはずーむよーまわーるよーこーろがーるよっ!
会場爆笑!ローカルCMネタらしい。遅刻してきたといいつつもしっかりネタを仕込んでるCocco(笑)ワシはもちろんついていけず...(虚)
そして演ってくれて嬉しい「SweetBerryKiss」、「遺書。」と続く。これは広島でも仙台でも泣いてた。広島では歌い終わった後に左手で涙を拭ってて、あっ、泣いてるって気付いた。仙台は最後の「ら」のところで声が詰まってた。改めてCoccoのこの曲に対する思い入れの強さを実感。泣く暇なく、「荊」のリズミカルなイントロが流れる。雰囲気もガラリと変わり、この切り替わりがこっこ→歌手「Cocco」への変身!みたいなものを感じさせる。
ライブは「カウントダウン」、「星に願いを」と続いていく。この「星に願いを」がライブでは大分かっちょよくなってる。Mステの時のと比べると完全に別物。
「眠れる森の王子様」ライブ版イントロの方がアルバムのイントロのよか個人的には好き。ライブで、最も映える曲。終盤は"Long Long time 頭ふりふり"これがCoccoじゃー!っていう見せ場。でも、パンチドランカーみたいになっちゃうんじゃないかとちょっと心配。
そのまま「かがり火」へ。「けもの道」同様、やや遅めのテンポになってる、ような気がする。ここでまたステージを去るんじゃないかと勝手に心配する。が、無事ステージに残ってるんで安心する。
−MC−
ちょっとまって、水飲んであるからよ
あぱーっ
ずずぅー
(水飲んで、鼻もかむ)

あっちゃんよ...おおぉ〜
(もうフラフラ状態でよろける)

いーん
(大丈夫?っていう声にこたえる)

南の人間だからよ
あっちゃんは北ではよ
受け入れられないだろうと思ってたんだけどよ
北のよ、雪国ともよ、でもよ、ライブよ、できてよ、よかったでした

め、めんばーしょ、メンバー紹介をします
今日、終わったらよ、車で東京ですぐかえるバイオリン屋の
武藤君です。
一緒に遅刻してからよ、新幹線乗り遅れたギターの長田君です。
してからよ、萩の月ぃー?が好きなドラムのてっちゃんです。
もう出来上がってる(笑)
(ワンカップ大関みたいなもの飲みながらドラム叩いてました(笑)
でも、この人のドラムすんげーかっこいいです)
それからよ
昔あっちゃんに萩の月をよ、おみやげで買ってきた、
ベースのネギです。
(堀越さん、堀越さんっていう声援)
はっ!はっ!!
聞いてのとおりギャルに大人気の堀越君でーーす!
今日はエレガントな衣装で決めたキーボードの店長です
♪やんやんややん、やぎやまのぉー、あっちゃんです

(かわいいーの声に)
なにぃー
みんなよ、すぐなんでもかわいいっていうからよぉ
じゃ、じゃあ、聞くけどよ、ドラエモンかわいい?
(かわいいー)
っぜんぜん可愛くない!!
もうかわいいっていうな。ドラエモンと一緒になる。

今日はよ、今日はよ、外のよ、夕日がよとっても綺麗だったって
あっちゃんはよ、ごはんたべるで一生懸命でみれなかったんだけどよ
今度よ、きたときはよ、ちゃんと夕日をみて帰ろうと思いました。
今日はアリガトでした。
「しなやかな腕の祈り」「未発表新曲」。
最後、バレリーナ式のお辞儀を3方向にして走ってステージから去って行きました。これがまたハンパなく綺麗。これを見るためだけでもライブに行く価値があるだろっていう位。こっこのバレエってどんなんだろうか?
もちろんアンコールなしでライブ終了。会場にはまたアディエマスが流れ出す。
setlist
  1. けもの道
  2. 濡れた揺りかご
  3. 水鏡
  4. 熟れた罪
  5. 風化風葬
  6. 樹海の糸
  7. 海原の人魚
  8. 'Twas on my Birthday night
  9. ポロメリア
  10. 白い狂気
  11. 強く儚い者たち
  12. SweetBerryKiss
  13. 遺書。
  14. カウントダウン
  15. 星に願いを
  16. 眠れる森の王子様〜春・夏・秋・冬〜
  17. かがり火
  18. しなやかな腕の祈り
  19. 未発表新曲